今さら聞けないリモートワーク・テレワークとは?意味、経緯、違いを解説!

仕事に役立つ知識

昨今、リモートワークやテレワークという言葉をよく聞くようになりました。

これも働き方改革の一環なのですが、中には、

「リモートワークとテレワークの違いは?」

「いつから始まった働き方なの?」

というような疑問を抱えている人もいるでしょう。

 

そこでこの記事では、リモートワークとテレワークの違いについて、詳しく解説していきます。

 

そもそもリモートワーク・テレワークとは?

まず、リモートワークとテレワークの違いについて詳しく見ていきましょう。

基本的にリモートワークとテレワークは、同じ意味として使われることが多いのですが、細かい部分まで見ていくと、若干違いもあるのです。

 

それでは詳しく見ていきましょう。

 

リモートワーク

リモートワークというのは、

  • remote→遠隔
  • work→働く

という英語をカタカナ表記したものです。

 

つまり、オフィスに出社して働くということではなく、遠く離れた場所にいながら業務を遂行するという意味なのです。

 

リモートワークというのは、どちらかというと社員で協力して仕事をするという意味でつかわれることが多いです。

例えば、IT企業のエンジニアなどは、様々なスキルを持った人とチームを組み、それぞれの役割分担の下、仕事を行っていきます。

つまり、一人では仕事ができないということです。

 

ただ、エンジニアなどは、パソコンとネットさえ繋がっていれば後は自分のスキルで仕事をすることができるため、わざわざオフィスに出社して仕事をする必要がないのです。

とはいえ、チームワークを大切にしなければ、どこまで仕事が進んでいるのか、プロジェクトに足りないことは何なのかということを把握することができません。

 

このような場合に、

リモートワーク(チームで協力して仕事をする)

という言葉が使われることが多いのです。

 

テレワーク

テレワークというのは、

  • tele→距離が離れている
  • work→働く

という英語をカタカナ表記にしたものです。

 

つまり、先ほど解説したリモートワークと大体は同じ意味になるということです。

 

リモート・テレワークの歴史/経緯、働き方の分類

では、一体リモートワークとテレワークにはどのような歴史があるのでしょうか。

中には、

「日本で生まれた言葉、働き方」

と思っている人もいますが、実は日本発の働き方や呼び方ではないのです。

 

つまり、日本でテレワークやリモートワークが導入される以前から、海外ではこのような働き方が導入されていたということです。

きっとこれから紹介する歴史などについての理解を深めることができれば、いかに日本が昔ながらの方法で仕事を遂行してきているのかがわかると思います。

 

テレワークの歴史は?日本に入ってきたのはいつ?

テレワークというのは、アメリカ発の働き方です。

具体的には、1970年にこの言葉が生まれ、このような働き方が導入されてきました。

というのも、当時のアメリカは、車から排出されるガスによる大気汚染がかなり問題視されていました。

このようなことから、健康に対する意識改革をする必要があり、自宅にいながら仕事ができるテレワークという働き方を導入したのです。

 

アメリカというのは、医療費がかなり高いため、健康には特に気を付けています。

その点、日本人はケガや病気をしても、3割、もしくは1割で医療処置をうけることができるため、健康に対する意識に若干相違があるのです。

 

このような意識の違いも、テレワーク導入の速さ、遅さに関係してきています。

 

リモートワークという言葉の方が新しいって本当?

リモートワークとテレワークという言葉を比較すると、リモートワークの歴史はまだまだ浅いと言えるのです。

というのも、先ほどリモートワークは、IT企業やエンジニアなどによく使われる言葉だと解説しました。

 

しかし、ITの歴史というのもまだまだ浅いです。

少し思い出してみて欲しいのですが、一昔前はスマホなどという物はなく、もっと遡ってみていけば、携帯というものが一般的ではなかった時代もあったのです。

 

そう考えると、ITというのは、かなり最近進歩してきた分野だということができます。

今では、インターネット、パソコン、スマホなどが当たり前になってきていますが、このような物が存在しなかった時代は、そもそもリモートワークという言葉に対する認識も浅かったのです。

 

なぜテレワークという言葉が長く使われているの?

では、なぜテレワークという言葉が長く使われているのでしょうか。

それは、政府が発する言葉に関係があったのです。

テレワークの歴史を遡ると、政府が導入を推奨したことがきっかけで、国内に普及してきました。

 

そんな政府は、リモートワークではなく、テレワークという言葉を使っているのです。

また、テレワークを推奨する団体でもある、サテライトオフィス協会は、2000年に日本テレワーク協会と名前を変更しました。

 

このようなこともあり、国民の認識が、

・自宅や遠く離れた場所で働く=テレワーク

になっているのです。

 

リモート・テレワークには若干認識の違いがある?

リモートワークとテレワークは、お互いに遠く離れた場所で働くという意味を持っていて、大きな意味の違いはありません。

 

とはいえ、リモートワークとテレワークの定義については、若干の違いがあるのです。

リモートワークというのは、

  • テンポラリーリモート
  • ハイブリッドリモート
  • フルリモート

などの定義があります。

 

テンポラリーリモートというのは、一定の仕事はオフィスで行い、一部の仕事を自宅に持ち帰って行うという意味です。

ハイブリッドリモートというのは、オフィスに出社して仕事をする日と、自宅で仕事をする日を組み合わせて業務を進めるということです。

そして、フルリモートというのは、イメージしやすいと思いますが、基本的な業務を全て自宅で行うという意味になっています。

 

とはいえ、例えばテンポラリーリモートとハイブリッドリモートの中間的存在になる業務形態を採用している企業もありますし、フルリモートとテンポラリーリモートを組み合わせている企業もあります。

つまり、リモートワークというのは、かなり定義が曖昧で、企業独自のルールなどを設定することが特徴的です。

 

しかし、テレワークというのは、政府が公言しているだけあって、種類や定義がある程度しっかりと定められているのです。

日本テレワーク協会によると、テレワークの種類は、

  • 基本的に自宅で仕事をする→在宅ワーク
  • スマホやタブレットなどを使ってオフィスにいない時でも仕事をする→モバイルワーク
  • 職場以外の事務所を使って仕事をする→施設利用型勤務

と定義しています。

 

平成30年のデータを見ると、テレワークを導入している企業は全体の26.3%となっていて、そのうち、

  • モバイルワーク導入→63.5%
  • 在宅勤務導入→37.6%
  • 施設利用型勤務導入→11.1%

となっています。

 

まとめ

このように、テレワークとリモートワークには、若干の認識の違いと使われ方の違いがあります。

とはいえ、根本的な意味については同じですので、難しく考えないことが大事です。

これからの時代は、このリモートワークやテレワークがどんどん導入され、一昔前とは働き方が大きく変わることが予想されます。

 

ただ、その際に効率が落ちてしまったり、生産性が落ちてしまったりすることがないように、対策を練っていくことが企業の務めだということもできます。

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